2019/09/19 22:20

お手入れ方法 

-HOW TO CARE-



お手入れ方法でよく市販の革専用クリームを塗るという工程がありますが、基本的に必要ありません。市販のクリームには基本2種類あり、汚れを落とすクリームと革を保湿するクリームです。また、両方の効果があるクリームもあります。moblisの使用している革はしっかりと油分を含んでいるため、使用毎に油分が表面に出て行き、ツヤになるので、一般的な保湿革専用のクリームを塗っても、油の上に油を塗っているようなもので、ほとんど効果はありません。人間の皮膚といっしょで革から油分がなくなり、革が乾燥し硬くなってきた場合、ひび割れや劣化が急激に進むのでクリームを塗り込み油分で保湿してください。また、汚れを落とすクリームですが、革の表面に付着した汚れは軽く塗って擦ると取れる可能性がありますが、革に染み込んだ汚れは逆にクリームに馴染み汚れが広がる可能性がありますのでご注意ください。

この革はわかりやすくいうと化粧をほとんどしていない革なので、雨など水分がかかるとすぐ染み込みます。ヌメ色などの薄い色の皮は乾いた時に水シミになる場合がありますので、絞った布巾等で全体になじませるように拭き、乾かしてください。


この皮は爪でひっかくだけで傷がつきます。しかし、手で傷部分を揉み込むと傷が無くなります。これは油分と周りの染料が馴染み傷が治ったようにみえるからでです。この繰り返しが皮のいい意味でのビンテージ感につながります。また、大きな傷は修復することはできません。基本、子傷と同じように手で揉んだり、水分を含んだ布巾で傷部分を揉み込むと馴染んで目立たなくなります。汚れがついた場合は速やかに水分の入った布巾等で抜き取り、シミを取ってください。革に付着した汚れは市販のクリームで取り除くことはできますが、革に浸透した汚れは取り除く事は困難な為、取りきれなく乾燥した場合、シミは製品に残ってしまいます。

染料加工で皮に色をつけていますので、ジーンズのように水や摩擦で若干の色移りが起こる可能性があります。淡い色の衣服でご使用いただく際には、色移りにご注意ください。また、天然鞣しの皮は湿気に多いところで長時間保管しておくと、カビが発生することがあります。長時間保管するときは、湿気の少ない風通しの良い場所での保管をお勧め致します。

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